中小企業診断士は3D CADです
中小企業診断士を、例えるとしたら、それは企業経営における3D CADのようなものです。3D CADで設計する「製品」に相当するものが「企業」です。中小企業診断士は企業経営の設計をします。新規設計(創業)も設計変更(経営改革)もできます。3Dモデルのように企業の見える化、財務分析や経営シミュレーションもできます。中小企業診断士試験に合格するということは企業経営における3D CADのようなスキルを身に付けた事を国に認定されるということです。 問題はこれからです。スキルを身につけ使い方はわかったのですが、このスキルで経営改革の提案ができるのか。「3D CADは使えるようになったが、設計のできない設計者」、にはならならようにしなければなりません。それには今後もっと努力する必要があると思っています。