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二次試験合格の秘訣

受験校の先生から2次試験前にいただいたアドバイスはすべて合格に結びつくありがたいものでした。その中で「合格の秘訣」の1番を選ぶなら、それは 「本試験会場で『はじめて下さい』の合図があったら問題用紙をゆっくり開く。」です。 

2次の解答プロセスには色々な流派があるそうで、はじめて下さい、の後、いきなり電卓を叩き始める人がいたり、問題用紙をビリビリ破る人がいたり、するそうです。そのような流派がダメというのではなく、周りでそのような音が聞こえても慌てず落ち着いて対応するようにアドバイスをいただきました。 電卓はもちろん事例Ⅳですが、最近は他の事例、ⅡやⅢでも電卓を使う場面がありました。

「いきなり電卓を叩く」を本試験の事例Ⅰでやって見ました。目的は解答1文字あたりの配点を計算するためです。1文字あたりの配点が高い問題を重点的に時間配分します。これが暗算は難しいのです。1点あたりの文字数なら暗算できますが、それだと優先順位が低い問題の値が大きくなり直感的ではないので、1文字あたりの配点を電卓で計算します。だいたい1文字あたり0.15点から0.2点の間になります。 もう一つの目的が、他の受験生にプレッシャーを与える、ですが、合格発表で受験番号が前後の方も無事合格されていたのであまり効果はなかったようです。 

問題用紙をビリビリ破る、は演習でやって見ました。本文と設問を並べて見ることができれば行ったり来たりする時間が節約できると思ったからです。ご紹介した「横串学習法」と通じるところがあります。しかしこの方法は、お勧めしません。破って半分になった問題用紙が良く机の上から落ちてしまうのです。本試験では採用しませんでした。

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