思考は主体的にコントロールする必要があります。
思考は自由であるために行き当たりばったりになる危険性があります。
本試験では自由で行き当たりばったりの思考をしてしまったら合格できないと思います。
学習時は、本試験の時よりは自由な思考をしても良いのですが、ある程度思考をコントロールする必要があります。
答練などでは、自分の解答プロセスにしたがい思考をコントロールして解答をしてください。
そして振り返り時に以下のことを検討します。
1.自分の解答プロセス通りにできなかった。
→解答プロセス通りにできる練習をする。
2.自分の解答プロセス通りにできたが良い解答が書けなかった
→解答プロセスは良いが知識が足りないので知識を補う。
→解答プロセスの改良を行う。
本試験までこれを繰り返します。
テレビを見ることは、受け身になる
危険性があります。
思考を主体的にコントロールして必要な情報が明確になった場合に本やネットまたは人に聞くなどの方法で情報収集してプロセス改良を進めます。
思考をコントロールする訓練はいつでもどこでもできます。
解答プロセスは
1.設問を読む
2.本文を読む
3.解答を書く
です。
1.設問を読む(本文を読む前の準備)
これが1番重要で合格はここで決まります。
設問を読み問われていることを理解し解答のイメージを作ります。解答のイメージを解答にするために本文をどう読むか、何をさがすかを決めます。
ここは重要なので今後詳しく紹介します。
2.本文を読む
1.で決めた本文から探すものを探しながら読みます。解答の根拠となる記述を探して見つけます。
3.解答を書く
1.で作った解答のイメージと2.で見つけた根拠をもとに頭の中にある解答のフレーム、文例、知識などから解答を書きます。
このプロセスを詳しく決めます。
詳しくというのは、制約をたくさん作るイメージではなくどんな状況でも対応できる柔軟性をもたせるために詳しくなります。
知識はベースとして必要ですので、プロセス開発に並行して知識を整備します。